岩手県にある「岩手山焼走り溶岩流」を見てきました。噴火から280年も経っているのに、木や草が全く生えてこないので、当時のままの溶岩流が観察できる不思議な場所です。天然記念物にも指定されているそうです。小学生のころ、一度だけ見に行ったことがあったのですが、主人が見てみたい!というので行ってみることにしました。子供たちにも、火山の噴火や溶岩が少しだけイメージできるのかな。少なくとも、当時小学生の私には衝撃を受けた場所でした。
20年前も今も、やはり草木は生えていませんでした今も、なぜ生えないのか、理由がわからないそうです。主人は、こんなところ見たことないそうです。世界の終わりみたいだね~。
子供たちは、楽しかったみたいです。石がいっぱいで歩くのが楽しいみたい。
「この石はどこから来たの~?」
「どうやってここに来たの~?」
と色々と質問をしてきました。
入口から1km先に展望台があるとのことでした。子供たちもいるし、行ってみたいけどこれは無理だな~と駐車場に引き返そうとすると、子供たちはイヤイヤしてきました。先に進む他の観光客の方が見えたので、もっと行きたいと言い張りましたが、さすがにこの石だらけの道を1km歩くのは無理です。
何とかなだめて駐車場まで行き、管理されている方とお話ができました。ここから、車で5分で展望台へ行けますよ~と、ありがたい情報を得られたので、早速行ってみることにしました。
展望台に到着~。ここからの景色は最高でした~。管理されている方のお話によると、宮沢賢治も、何度も足を運んだのだそうです。
それにしても、どうして草木がここだけ生えないんでしょうね~。理由が不明で、しかも200年も経っているのに草木が生えない溶岩流は日本でもここだけらしいです。それが珍しいので、天然記念物になったそうです(管理されている方のお話)。主人と色々理由を考えましたが(考えてもしょうがないけれど)、これはもうミステリーですね!
子供たちは、展望台が気に入ったようで、何度も登ったり下りたりしていました。子供たちには、どんなふうに見えたのかな。少なくともここに来て飽きた様子は見せませんでしたので、何かしら心に響いたかしら…(と思いたい)。
近くには、キャンプ場や温泉もあるそうです。私たちは寄りませんでしたが、なかなか良さそうなところでした。