青森子育て日記

青森で子供と楽しく過ごせる情報を綴っています。よろしければ、ご覧ください。

【カブトムシとのお別れ】 長男の言動に引っかかり、心がザワザワ

突然ですが、我が家で飼育していたカブトムシの1匹が今朝、死んでしまいました。

限りある命ですから、仕方がないこと。カブトムシは年を越せないので、今年の秋にはお別れすることがわかっていたのですが、ちょっと早すぎた…。

 

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生き物の「死」について、どうやって子供たちに教えるか、まだしっかりと私の頭の中で考えていなかったので、ちょっと焦ってしまいました。

次男は普段からとてもやさしい子。相手の気持ちを考えられるところが長所で、カブトムシの死をとても悲しんでいました。亡骸を、そーっと大事にティッシュにくるんで、土に埋めるんだ、と悲しそうにしていました。「死」と「お別れ」を何となく理解しているのか。「どうして死んじゃったの?他のは生きてるのに」と聞いたりして、カブトムシの死に少なからず関心がある様子。この反応は、私が想像していた反応であり安心できるものでした。なんというか、『普通』の子供の反応とはこういうものだろう、というような安心感です。

ところが長男の反応には、少し衝撃を受けました。長男は、自分に興味があるタイプ。幼稚園で特定のお友達もあまり作っていないようで、自分がしたいこと(遊び)に付き合ってくれるお友達と遊ぶ、という何ともわがままなスタンスのようです。相手の気持ちを考えることが、少々苦手なんじゃないだろうか、と母は少し感じていて、前々からこのことが気がかりで非常に不安です。

年齢的に長男の方が、もう「死」についてそろそろ理解できているのかと思いましたが…。なんと、次男が大切に持っていた亡骸を、「これ、おもちゃにしちゃえ~」って!!「死んでしまった生き物に対して、遊んだりすることはいけないことなんだよ」と旦那さんは慌てて説明しましたところ、「ふ~ん。」と。

結局おもちゃにすることはありませんでしたが、旦那さんと長男、次男でどこに埋めるか相談している時も、「あ、トマト!」と家庭菜園に気が取られ、これからお別れするカブトムシへの興味は薄い...。

一応、手を合わせお祈りをして最後のお別れをしましたが、長男だけふざけたりして、何とも不安が残るものでした。

長男はまだ5歳になったばかり。でも、学習能力に関しては理解力が高い方。決してわからないわけではないのではないか。旦那さんも私も、一抹の不安を感じてしまうのです。考えすぎでしょうか...。