青森子育て日記

青森で子供と楽しく過ごせる情報を綴っています。よろしければ、ご覧ください。

工作教室に行ってきました(八戸児童科学館)

八戸児童科学館は、私の強い思い入れがある場所。

子供の頃に、何度も両親に連れて行ってもらい、科学の面白さに夢中になりました。私が理系の道を志した、原点とも言える場所だと思っています。

そんな児童科学館に、今度は私が子供たちを連れて、二十数年ぶりに行ってみました。我が家の工作好き兄弟のために、土・日に開催される工作教室『KIDS工房』に参加するためです。

www.kagakukan-8.com

 工作メニューは11種!これ以外にも、期間限定のメニューもありました。(HPからお借りしました)

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初めに、11種類もある工作メニューから、やりたいものを選んで、児童館入ってすぐ右手の受付で、お金を払い、道具をもらいます。

子供たちは、はやる気持ちを抑えながらじっくり選んで、プラバン、おゆまる(スーパーボール)、アロマゼリー、期間限定の風船スクイーズをやりました。兄弟二人分で、600円くらいだったような気がします。

安い!

なんだか申し訳ない気持ちにいなりましたが、子供のお小遣いを考えると、妥当な価格かもしれません。会場は子供たちで溢れかえっていました~。さすが夏休み。

まずは、プラバンから。

空いているテーブルで、サンプルの下絵を選び、受付でもらったプラバン用シートに私が絵を書き写して、子供たちが色を塗りました。

スタッフさんに声をかけたところ、危険防止に角を丸く切り、キーホルダー金具を通す穴を開けてもらった後、プラバンを焼いていただけました。

「ほらほら、熱をかけると縮むからよく見ていてね~」

と、観察を促すポイントを幼児が相手でも忘れないところが、さすが科学館のスタッフさんだなぁ~としみじみ思いました。縮んでいく様子を興味深々で見守る子供たちは、初めてのプラバン体験なので、この先どうなるのか不安気です。

縮んだプラバンをスタッフさんが取り出してガラスの板に挟み込み、「上から抑えてくださいね~」と言われ、子供と抑えること1分ほど。最後にキーホルダー金具を付けてもらい、完成。子供たちは、自分が塗った絵がすぐさまキーホルダーになりテンションが上がりっぱなしでした。早速、持ってきていたリュックにつけて~と頼まれたので、つけてあげました。

次は、おゆまるスーパーボールです。

受付で、おゆまるのもと?となるプラスチック棒をもらっていたので、それをコーナーで渡しました。ホットプレート上のボウルで温めたお湯に、ベースとなるプラスチックと受付でもらったプラスチック棒を浸し、3分待ちます。スタッフさんが取り出してから子供たちの出番です。タオルで水分を拭き、ねじったり丸めたりしました。成形してからさらに3分待ち、完成です。なかなか上出来で、子供たちも凄く嬉しそうでした。大事に、リュックの中へ。

お次は、アロマゼリー体験です。ここは大人気で混んでいました。

まず、計量カップの底を水性ペンで塗って色を付け、そこに水を決められた目盛りまで注ぎ、アロマゼリーの素の樹脂をスプーンで測ってそこに加え、混ぜたらジャムの瓶のような入れ物に移します。プラスチックのフィギュアやビー玉を選んで瓶の中に入れてレイアウトし、最後に上からまたアロマゼリーを加えたら完成でした。

長男は、「実験みたい!すごい!」といってはしゃいでいましたよ~。量って、移して、という作業がとても楽しかったようです。

これで最後の予定でしたが、もう一つだけやりたいとねだられて、追加で風船スクイーズもやることになりました。こちらも、ゼリーの粉を量ったり、水を量ったり、小さいボールを風船の中に入れたりと、楽しそうでした。

満足した子供たちは、2階に興味を持ったようで、展示コーナーへ行くことにしました。アッとびっくりしたのが、私が子供の頃からあるハチロボ(?)というロボットがまだいたこと!まだまだ現役なんだ~思い、嬉しくなりました。子供たちも、ハチロボに 興味津々。ハチロボの話す内容をじーっと聞いたり、腕を動かしたりしていました。

児童科学館の展示は懐かしさでいっぱいでしたが、同時に子供の頃と変わっていないので少々残念な気もします。展示にはお金がかかるので、リニューアルは難しいのかもしれません。

しかし、児童科学館は未来ある子供たちの好奇心を育むための、大切なスペースです。『KIDS工房』は、スタッフの方々の努力のおかげで素晴らしい内容でした!暑いなか、皆さんタオルを首に巻き汗を拭いつつ、休むことなくやってくる子供たちの工作に付き合っていらっしゃいました。本当に頭が下がります。子供たちは、「明日また行きたい!」と言うほど、とても楽しかったようです。

そんな素敵なスタッフの方々の努力に報いるためにも、子供たちが『KIDS工房』同様に何度も行きたくなるような展示ができるように、是非、科学館の展示にも予算をつけていただけないのでしょうか。と思ってしまったお母さんです。私が子供の頃に、児童科学館で経験させていただいた『楽しくて仕方がなかった科学のドキドキ』を、今の子供たちも時代に合った形で経験することが出来たら、どんなにか素晴らしいでしょう。

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