蔦温泉は、十和田湖の近くにある、平安時代から続くと言われる温泉です。
私が子供の頃、鄙びた温泉で宿泊施設もかなり古かった印象でしたが、2013年に経営支援を受け、2016年に客室などをリニューアルしたそうです。
ここ6年程、子育てのため足が遠のいていましたが、近くまで来たのでお邪魔致しました。
蔦温泉の昔からの佇まいは、今も変わりませんでした。
昔ながらの帳場があるので、ここで入浴料をお支払いします。
大人800円、小人500円で、幼児は無料でした。
日帰り入浴の場合は、袋に靴を入れて持参します。
「久安の湯」
こちらの温泉は、源泉のようです。足元の板から、どんどんお湯が流れ出てくるそうですが、私は未だこちらの湯に入ったことがありません。
私が子供の頃は、こちらの湯は『熱め』と聞いていたのですが、今はどうなんでしょう?
「泉響の湯」
改装されて、かなり現代風にアレンジされて使いやすくなっています。
男湯、女湯、ともに同じつくりのようです。
脱衣場から出て浴室に入り、階段を下りていきます。
ボディーソープ、シャンプー、リンス、フェイスソープ完備です。
メイク落としは、脱衣場の洗面台に用意されています。
その他、化粧水・乳液・ドライヤーも脱衣所に用意されているので、タオルだけあれば温泉に入れます。
タオルが無い場合も、帳場で250円くらいで売っていましたよ。
お湯は、滑らかで何度でも入りたくなります。
浴槽はちょっと深めなので、幼児は気をつけましょう。
あづまし処「楓の間」(休憩処)
無料休憩所がありました。
男湯のさらに奥にあります。
麦茶や冷水が準備されています。
大広間の縁側には、ロッキングチェアがいくつもあり、ゆっくり庭を眺めることができます。
これ、最高でした。
子供たちも嬉しそうに休んでいましたよ~。
持ち込みの飲食は禁止されていますので、ご注意ください。
暫くぶりに行きましたが、昔の名残が消えないように、上手く現代風にアレンジされていてとても良かったです。
正直、昔の古い設備の時は、子供は連れて行くのが難しいかなと思っていましたが、リニューアルされて、子連れでも十分楽しめる温泉になっていて嬉しかったです。
今度は、是非宿泊してみたいと思います。