どちらかといえば、履かせたくないなぁ…と思っていて、シンプルな無印のボクサーパンツを愛用していました。
ところが、年中になったばかりの頃、長男は友達に
「かっこ悪い」
と言われたようで、
「僕も、仮面ライダーとか、そういうのがいい。
お友達に言われるから、幼稚園に行きたくない」
と泣き出しそうな顔で訴えてきました。
長男は、お友達から言われた言葉、とくに自分の容姿に関することに関して言われた言葉をすごく気にする傾向があります。
昨日の散髪の話でも、お店で髪を切ることになった理由は、「友達に笑われた」から。
長男は、お友達だけでなく先生に注意された場合も、注意された内容をずっと覚えていて、引きずってしまうのです。
不安症というか、なんというか…。
たかが下着のパンツで、そんなに気にしないの!と言ってしまうこともできます。
しかし長男にとっては、本人の自信喪失に繋がるような、重大なことなんだろうな、と私は理解しました。
仮面ライダーのパンツで、長男が自信をもって幼稚園で用を足せるなら(笑)、思う存分、履くが良い!
ということで、ド派手なキャラパンツを履くことになりました。
効果はてきめん!
「お母さん、ありがとう!」
と、購入したキャラパンツを見るなり、顔がぱぁ~っと明るくなり、自信をもって幼稚園に行くようになりました。
多分、1度だけではなく、何度もパンツのことをお友達に笑われたんだろうな…と母は推測しています。
そんなにコンプレックスだったんだなぁ。
仮面ライダーキャラパンツ、長男に勇気を与えてくれてありがとう。
感受性の高い長男にとっては、お守りみたいなものなんでしょうね。
そして感受性の低い次男も便乗して、キャラパンツを履いております…。